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太陽と昼の長さ

均時差と真太陽時を知る。太陽が最も高くなるのはいつ?

まず知っておきたいこと

均時差は、日時計が示す真太陽時と、一定の速さで進む平均太陽時との差です。地球の公転軌道が楕円であることと、地軸が傾いていることによって生まれます。均時差、観測地点の真太陽時、太陽が最も高くなる時刻は、Apphemerideの太陽のページで確認できます。

三つの時刻を区別する

  • **地方真太陽時**は、太陽の動きそのものを基準とする時刻です。真太陽時の12時に太陽が上方子午線を通過します。日本の大部分では、このとき南側で最も高くなります。正しく設置した日時計は、この時刻を示します。
  • 地方平均太陽時は、その経度で一定の速さで進むと考えた時刻です。東へ経度1°進むと約4分先になります。
  • 標準時は、広い地域で共通に使う時計の時刻です。日本標準時の基準は東経135°の子午線です。各地点の太陽の動きに合わせて時計を個別に進めたり遅らせたりしているわけではありません。

均時差は、最初の二つをつなぐ量です。ここでは「真太陽時から平均太陽時を引いた差」として説明します。正なら日時計が平均時より進み、負なら遅れます。資料によって符号を逆に定義する場合があるため、比較するときは定義を確認してください。

太陽の動きが一様でない理由

地球が円軌道を一定の速さで動き、地軸の傾きがなければ、太陽日の長さは一定で均時差は生じません。実際には二つの効果が重なります。

楕円軌道。 地球は1月初めの近日点付近で速く、7月初めの遠日点付近で遅く公転します。太陽を再び同じ子午線上に見せるために必要な自転量が変わるため、太陽時にずれが生じます。この成分は一年に一度変動し、振幅は約7分半です。これは地球全体の軌道の話で、「その地点の冬だから速い」という意味ではありません。

**黄道の傾き。** 太陽は天の赤道に沿うのではなく、約23.4°傾いた黄道に沿って動きます。時刻に関係するのは赤道方向の動きです。春分・秋分付近と夏至・冬至付近では、黄道上の動きが赤経の変化として現れる割合が違います。この成分は一年に二度変動し、振幅は約10分です。

二つを合わせると、年間に二つの山と二つの谷がある、均時差特有の曲線になります。

一年を通した変化

代表的な時期と大まかな値は、次のようになります。地点別の計算例ではなく、地球の公転に由来する一般的な年変化です。

  • 2月11日ごろ:最も小さく、約−14分。太陽の子午線通過は平均時に対して遅くなります。
  • 4月15日ごろ:0。
  • 5月14日ごろ:小さな山で、約+4分。
  • 6月13日ごろ:0。
  • 7月26日ごろ:小さな谷で、約−6分。
  • 9月1日ごろ:0。
  • 11月3日ごろ:最も大きく、約+16分。子午線通過は早くなります。
  • 12月25日ごろ:0。

日付は年により一日程度ずれ、長い年月では近日点や黄道傾斜の変化に伴って値も変わります。正確な日付の値はアプリで確認します。

日本の正午では、何が起きているのか

時計の12時と太陽の最高高度の時刻の差には、経度と均時差が重なります。

標準子午線からの位置。 日本標準時は東経135°を基準とします。東京はその東側、福岡は西側なので、平均太陽時で見た太陽の正午は同じ時計時刻になりません。この経度による部分は、その地点では一年を通して基本的に同じです。天体の時刻を比べるとき、経度と緯度の影響を混同しないことが大切です。

均時差。 これに年間の変動が加わります。11月初めには太陽の最高高度が平均時に対して早まり、2月中旬には遅くなります。この二つの時期の違いは、時計の設定が変わらなくても生じます。

海外で夏時間を使う地点を選ぶ場合は、その時計の調整も関係します。場所の太陽時と、現地で使う標準時・夏時間は区別しましょう。

身近に現れる均時差

日時計。 日時計は真太陽時を示すので、腕時計と比べるには、経度差と均時差を考慮します。歴史的な日時計には、補正用の表や、正午の線に沿った8の字形が描かれているものがあります。

日の出入りの非対称。 冬至のころに真の正午が日ごとに動くため、最も早い日の入りと最も遅い日の出は、冬至の日には一致しません。日本でも見られる現象ですが、具体的な日付は観測地点で異なります。

時刻の歴史。 かつては地域ごとに太陽の動きに近い時刻を使うことがありました。交通や通信の発達により、広い範囲で統一した時刻が必要になりました。標準時が使われるようになっても、均時差は変わりません。時計の制度ではなく、地球と太陽の動きが生む差だからです。

Apphemerideで確かめるには

Apphemerideで確かめるには

太陽が最も高くなる時刻を、自分で換算する必要はありません。太陽の天体ページには均時差と真太陽時が表示され、ライブモードでは毎秒更新されます。出・子午線通過・入りのカードでは、子午線通過、つまり真の正午を、端末または選択地点のタイムゾーンで確認できます。

アナレンマのカードでは、均時差が365日分の太陽の8の字形にどう現れるかもわかります。太陽の基本機能は無料です。別の日付を確認する場合は、完全版のタイムトラベルを使えます。天体ページの紹介をご覧ください。

Apphemerideの太陽の高度変化カード。子午線通過の時刻と、真太陽時TST、時刻差ΔTST、均時差EoTを表示。
日時計が示す真太陽時と均時差を、太陽の子午線通過時刻とともに確認できます。

よくある質問

太陽が最も高くなるのは、なぜ12時ではないのですか?

標準時は一つの地点ではなく、地域全体で共通に使うためです。日本標準時の基準は東経135°で、観測地点の経度との差が影響します。さらに、楕円軌道と地軸の傾きが生む均時差によって、太陽の正午が季節ごとに変わります。

地方真太陽時とは何ですか?

観測地点での太陽の動きを基準とする時刻です。その12時に太陽が上方子午線を通過します。地方平均太陽時とは均時差だけ違い、標準時とはさらに経度に由来する差があります。

均時差が0になるのはいつですか?

一年におよそ4回、4月15日、6月13日、9月1日、12月25日の近くです。そのとき真太陽時と平均太陽時は一致します。ただし標準子午線と違う経度にいるなら、腕時計の標準時まで同じになるとは限りません。

日時計は間違っているのですか?

正しく設置された日時計なら、真太陽時を正しく示しています。腕時計は一様に進む標準時を示すため、経度差と均時差が現れるのです。夏時間のある地域では、その調整も加わります。日時計が示すべき真太陽時は、Apphemerideの太陽のページで確認できます。

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