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太陽と昼の長さ

昼の長さは何で決まる? 日が長くなる・短くなるしくみ

まず知っておきたいこと

昼の長さは、日の出から日の入りまでの時間です。地軸が傾いているため、北半球の夏は太陽が地平線の上を通る経路が長くなり、冬は短くなります。変化は赤道から遠いほど大きくなります。観測地点の日の出・日の入りは、Apphemerideで無料で確認できます。

昼の長さが一定でない理由

地軸は、公転面に垂直な方向から約23.4°傾いています。北半球の夏には北側が太陽に向き、北半球の地点は地球が一回転する間の長い部分を、照らされた側で過ごします。冬は逆になります。

空では、太陽の**赤緯**の変化として見えます。赤緯は天の赤道からの角距離です。北半球の回帰線外では、太陽の赤緯が北に大きいほど、日周運動の円の多くが地平線の上に出ます。南半球では季節との対応が逆になります。

赤道では、地平線が太陽の一日の経路をほぼ半分に分けるため、昼は一年を通して約12時間です。極に近づくにつれて経路と地平線が斜めに交わり、赤緯の変化の影響が強くなります。極圏では、太陽の経路全体が地平線の上、または下に入る時期もあります。

昼の長さを決める条件

第一は太陽の赤緯です。経路のどの部分が地平線上にあるかを左右します。第二は緯度です。季節変化の大きさを決め、日本でも北海道と沖縄では、夏と冬の差が異なります。第三は出入りの定義です。太陽中心ではなく上端を使い、大気差による持ち上がりも含めるため、純粋な幾何学で中心だけを考えるより、日の出は早く、日の入りは遅くなります。

経度は、同じ緯度・日付の地点を比べると、主に出入りの時計時刻を一緒にずらします。昼の長さそのものを変える主因ではありません。また山の上や海に開けた高台では、見える地平線の俯角によって、太陽が見える時間が長くなる場合があります。

春分・秋分でも、昼がぴったり12時間ではない理由

春分・秋分は、太陽が天の赤道を通る瞬間です。「昼夜が等しい」といわれますが、日の出入りで測った昼は、通常12時間より少し長くなります。太陽の上端が基準であることと、大気差がその理由です。

昼と夜が実際に同じ長さになる日を、英語ではequiluxと呼びます。北半球の中緯度では、一般に春分より少し前、秋分より少し後になります。具体的な日は緯度によって違い、全国一律ではありません。

日が長くなる速さも、季節で変わる

昼の長さは、毎日同じ分数ずつ変わるわけではありません。夏至・冬至付近では太陽の赤緯の変化が小さく、昼の長さもほとんど変わりません。春分・秋分付近では赤緯が一日約0.4°と速く変わり、昼の長さの変化も大きくなります。

日本でも、冬至を過ぎた直後は変化がゆっくりで、春に近づくと夕方の明るさの伸びを感じやすくなります。北海道では低緯度の地域より変化が大きくなります。変化の具体的な分数は、観測地点と日付で確かめます。

北半球の一年の流れは、冬至後にゆっくり増え、春分付近に速く増え、夏至で変化が小さくなり、その後は逆になる、と捉えられます。伝統的な概算法でこの傾向を表すことはできますが、観測日程に使う正確な時刻の代わりにはなりません。

日本の南北で異なる昼の長さ

夏の北海道では、沖縄より昼が長くなります。冬はその関係が逆になります。同じ「夕方の散歩」や「日の出前の撮影」でも、札幌、東京、那覇で使える明るさの時間は同じではありません。旅行の予定では、時計の時刻だけでなく昼の長さも確認すると、現地での行動を考えやすくなります。

さらに北の北欧へ行けば、夏と冬の差は大きくなり、極圏には日が沈まない日や昇らない日があります。これは日本の夏の長い夕暮れとは別の状態です。

「昼の長さ」と「周囲が明るい時間」は、同じではありません。日の出前と日の入り後にも市民薄明があり、空や景色を見分けられる明るさが残ります。その長さは緯度、季節、天候で変わります。

一年を合計すると、大気差と太陽の半径によって、見かけの太陽が地平線上にある時間は、単純な半分より少し多くなります。地域によって条件は異なりますが、昼夜を太陽中心だけで分けた理想的な幾何学とは違うことがわかります。

Apphemerideで確かめるには

Apphemerideで確かめるには

太陽の天体ページの出・子午線通過・入りのカードで、昼の両端となる正確な時刻を確認できます。ニュートン・ラフソン法による反復で、観測地点に対する時刻を精密化しています。「地平線トラッカー」のカードの24時間可視性帯を見ると、太陽が地平線より上にある時間が視覚的にわかります。光の状態のカードには、その前後の薄明も表示されます。

太陽の基本機能は無料です。過去や未来の日付、別の観測地点を調べる場合は、完全版のタイムトラベルと手動の地点選択を使えます。観測者の高度を指定すれば、地平線の俯角も反映できます。天体ページの紹介をご覧ください。

Apphemerideの太陽の高度変化カード。日の出と日の入り、昼の長さ、その変化の方向を示す矢印を表示。
太陽の経路の下に昼の長さを表示。矢印で、日が長くなっているか短くなっているかも確認できます。

よくある質問

一年で最も昼が長いのはいつですか?

北半球では6月の夏至付近、最も短いのは12月の冬至付近です。南半球では逆になります。夏至・冬至の前後は変化が小さいため、数日間はほぼ同じ長さに感じられます。日付は年とタイムゾーンで確認します。

春には一日に何分くらい長くなりますか?

緯度と日付で異なります。日本でも北海道と沖縄では違い、春分付近に変化が大きく、夏至に近づくと小さくなります。特定の都市の分数を全国の目安として使わず、観測地点の出入りの時刻を比べるのが確実です。

春分・秋分の昼は、正確に12時間ですか?

いいえ。太陽の上端と大気差を含めて出入りを定義するため、昼は少し長くなります。昼夜が同じ長さになる日は、春分・秋分そのものからずれ、ずれ方は緯度でも異なります。

一年中、昼が約12時間なのはどこですか?

赤道付近です。太陽の日周運動の円を地平線がほぼ半分に分けるため、季節差が小さくなります。大気差と太陽の半径を含めると、実際の出入りで測る昼は12時間を少し上回ります。

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